
スパイス・パークにて、大分類の半導体部品のスパイスモデルのラインナップ
が揃いました。現在、受動部品について順次配信しております。今週は、コン
デンサのスパイスモデルです。
当社のコンデンサのスパイスモデルは、周波数モデルです。コンデンサの部品
をインピーダンスアナライザー(Agilent 4294A)にて測定し、3素子モデルで
モデリングしています。電源回路シミュレーションの場合、3素子モデルで十分
です。
この3素子モデルを活用するメリットは、回路図上の容量値だけではなく、
コンデンサの内部の寄生素子であるESR成分もESL成分もシミュレーションに
反映されるため、実機波形にシミュレーションの波形が近づきます。
回路シミュレーションの解析結果が、実機波形と合わない原因のほとんどが、
回路図上に見えない寄生素子を考慮しているかどうか?によります。
現在、電源回路シミュレーション、インバータ回路シミュレーションに取り組んで
いるのであれば、試しに、ESR,ESLの成分を入れてシミュレーションしてみて
下さい。
スパイス・パークにログインすると、全てのスパイスモデルのデバイスモデリング
レポートが確認出来ます。
セラミックコンデンサと電解コンデンサでは、インピーダンス特性の測定結果
(Agilent 4294A)に特徴がある事が確認出来ます。
セラミックコンデンサの場合、共振周波数がはっきりしている波形に対して、
電解コンデンサはバスタブカーブのような波形になっております。
また、シミュレーションですので、ESRの影響、ESLの影響をパラメトリック解析
で回路全体の影響度合いも解析する事が出来ます。
また、コンデンサのスパイスモデルには、3素子モデルの他に、5素子モデル、
ラダーモデルもあります。これらの使いわけは、動作周波数をどこまで反映
させるか?によります。たとえば、CPU周辺で使用されるコンデンサの場合、
5素子モデル及びラダーモデルが適切です。
まずは、3素子モデル、是非、ご活用下さい。
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