「シミュット・トリガ・インバータ」のシミュレーションです。 PSpiceにはデジタル素子ライブラリーがありますので、比較的、 デジタル素子のデバイスモデリングはデジタル素子ライブラリー を素子を活用して、再現性を生み出すことが出来ます。しかし、 PSpiceのデジタル素子ライブラリーは、PSpiceでしか活用出来 ません。他のSPICE系シミュレータで共有化が出来ません。 他のSPICEでデジタル素子のスパイスモデルを作成するのは、 ABM(アナログ・ビヘイビア・モデル)ライブラリーを駆使して、 等価回路モデルを作成しなければなりません。この作成方法は、
基本中の基本のため、慣れれば、適応範囲、応用範囲が広がり
ます。 LTspiceにはコンポーネントにデジタルライブラリーがあります。 その中に、いくつかのデジタル素子が標準で提供されています。 シミュット・トリガ・インバータもあります。 しかし、デフォルト状態では、限定されたシミュレーション しかできません。しかし、パラメータを設定することで、任意の シミュット・トリガ・インバータを作成できます。 Vhigh:"H"レベル出力電圧 →Vhigh=1.3V Vlow: "L"レベル出力電圧 →Vlow=0V Vt:しきい値(スレッショルド)電圧 →Vt=0.5V Vh: ヒステリシス幅 →Vh=0.4V 上記が設定可能です。このようにして、パラメータを設定する だけで、デジタル素子も回路図に加えて、シミュレーションが できます。 詳細は上記のプレゼン資料をご参照下さい。 シミュレーションの様子は下記の動画サイトで確認できます。 また、ホームページのスパイス-パーク-一般会員サイト、 回路解析シミュレータ技術情報からも技術情報をご参照、ダウンロードできます。 ぜひ、ご参照ください。 [お問い合わせ先] 株式会社ビー・テクノロジー 電話番号:03-5401-3851 メールアドレス:info@bee-tech.com