本日は2010年12月のセミナーのご案内です。第一回「スパイスモデル解説:
ダイオードモデル」に引き続き、第二回、第三回を下記の日時にて開催致し
ます。下記のご案内の2件のセミナーは無償セミナーになります。
なお、2010年11月度開催の有償セミナーは満席です。
(1)パワーMOSFETとトランジスタ編
2010年12月3日(金曜日)13:30-15:30
[プログラム]
1.パワーMOSFETのスパイスモデル
1.1 スタンダードモデル(パラメータモデル)
1.2 プロフェッショナルモデル(ミラー容量を考慮した等価回路モデル)
2.トランジスタのスパイスモデル
2.1 Gunmmel-Poonモデル(パラメータモデル)
2.2 パワー・トランジスタモデル
2.3 ダーリントントランジスタモデル
2.4 デジタルトランジスタモデル(BRTモデル)
詳細はこちらをご参照下さい。
(2)IGBT編
2010年12月10日(金曜日)13:30-15:30
[プログラム]
1.IGBTのスパイスモデル
1.1 ヘフナモデル(パラメータモデル)
1.2 MOSFET+BJTモデル
2.IGBTモデルとSiC SBDモデルを活用したシミュレーション
2.1 PFC回路シミュレーション
2.2 損失計算方法
詳細はこちらをご参照下さい。
皆様のご参加、お待ちしております。
[お問い合わせ先]
株式会社ビー・テクノロジー
電話番号:03-5401-3851
メールアドレス:info@bee-tech.com
2010年11月1日月曜日
2010年10月31日日曜日
リチウムイオン電池の放電特性シミュレーション
PSpiceによるリチウムイオン電池の放電特性シミュレーションです。
放電条件を変え、3つのカーブを描いております。可変する放電条件に
追随するモデルです。この記事では、放電特性のシミュレーションを
ご紹介しておりますが、このモデルは、充放電特性モデルです。
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リチウムイオン電池の充電シミュレーション(0.2C)
PSpiceによるリチウムイオン電池の充電シミュレーション(0.2C)
充電条件は、評価回路上でRateを変更することで、変更出来ます。
LTspice同様、TSCALE機能、SOC機能はあります。
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2010年10月28日木曜日
ダイオードのシンボルの作成方法
オペレーションは、Youtubeの動画をご参照下さい。ダイオードのシンボル
は、PSpice Model Editorで作成できます。しかし、この機能で作成でき
ろモデルは、
.model
で記載されたダイオードモデルです。
シンボルが作成されると上記のようなメッセージがでます。メッセージの
最後の行にて、0を確認します。
簡単にシンボルが作成できます。
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電話番号:03-5401-3851
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[Diode]パラメータモデルの抽出 最終仕上げ
DF10L60の最終的な仕上げです。PSpice Model Editorでは、3つの特性
について抽出しました。
順方向特性
接合容量特性
逆回復特性
です。後は、画面の下のエリアにて値を直接、入力します。
BV,IBVのパラメータは降伏点を表現しております。
新電元工業株式会社のDF10L60のデータシートを参照すると、耐圧は、
BV=VRM(せん頭逆電圧)
IBV=IR(逆電流)
の値を入力します。
BV=600
IBV=10u
です。
経験則として、ISR=0とします。
これらの3つの値を直接入力することで、デバイスモデリングは、完成に
なります。
最終的な成果は、
.MODEL DF10L60 D
+ IS=721.93E-6
+ N=4.6215
+ RS=17.488E-3
+ IKF=1.2303
+ CJO=256.53E-12
+ M=.46498
+ VJ=.7537
+ BV=600
+ IBV=10.000E-6
+ TT=123.32E-9
になります。上記が、ダイオードのスタンダードモデルになります。
モデリングが終了したら、評価シミュレーションを行い、解析精度
を確認します。
それらの評価方法は、Bee Style:にてご紹介しております。
Model Editorでは、何もしなければ、デフォルトの設定にて、入力
データも保持する事が出来ます。
*BeginSpec
*IF: (.625,.1) (.7,.2) (.8,.5) (.9,1) (1.0450,2) (1.3100,5)
* (1.6000,10) (1.9200,20) (2.6400,50)
*JC: (.5,200.00E-12) (1,180.00E-12) (2,135.00E-12)
* (5,100.00E-12) (10,75.000E-12) (20,55.000E-12)
* (50,37.500E-12) (100,25.500E-12)
*RL:
*RB: Vz=0 Iz=0 Zz=0
*RR: Trr=50.000E-9 Ifwd=.5 Irev=1 Rl=50
*EndSpec
*BeginTrace
*IF: 1,0,.4,2.6400,1,3,0,0,-1 (27)
*JC: 0,1,.1,100,1,3,0,0,-1 (27)
*RL: 0,0,1,100,1,3,0,0,-1 (27)
*RB: 0,1,100.00E-6,1,1,3,0,0,-1 (27)
*RR: 0,0,-5.0000E-9,20.000E-9,1,3,0,0,-1 (27)
*EndTrace
*BeginParam
*IS=721.93E-6 (10.000E-21,.1,1)
*N=4.6215 (.2,5,1)
*RS=17.488E-3 (1.0000E-6,100,1)
*IKF=1.2303 (0,1.0000E3,1)
*XTI=3 (-100,100,0)
*EG=1.1100 (.1,5.5100,0)
*CJO=256.53E-12 (10.000E-21,1.0000E-3,1)
*M=.46498 (.1,10,1)
*VJ=.7537 (.3905,10,1)
*FC=.5 (1.0000E-3,10,0)
*ISR=0 (10.000E-21,.1,1)
*NR=2 (.5,5,0)
*BV=600 (.1,1.0000E6,1)
*IBV=10.000E-6 (1.0000E-9,10,1)
*TT=123.32E-9 (100.00E-18,1.0000E-3,1)
*EndParam
*DEVICE=DF10L60,D
* DF10L60 D model
* updated using Model Editor release 16.0.0
* on 10/28/10 at 21:51
* The Model Editor is a PSpice product.
.MODEL DF10L60 D
+ IS=721.93E-6
+ N=4.6215
+ RS=17.488E-3
+ IKF=1.2303
+ CJO=256.53E-12
+ M=.46498
+ VJ=.7537
+ BV=600
+ IBV=10.000E-6
+ TT=123.32E-9
*はコメント文で使用します。
PSpice Model Editorは、フリーの評価版にてダイオードだけ、機能
します。是非、ご体験下さい。
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[Diode]パラメータモデルの抽出 逆回復特性
逆回復特性の抽出画面である「Reverse Recovery」を選択します。そうすると、
trrの値と測定条件を入力します。
IF
IR
RL
上記の測定条件からIFIR法である事が分かります。
つまり、IFIR法しか対応していないと言う事です。この抽出により、モデル・
パラメータTTが算出されます。
ダイオードの測定条件を見ると、パワーエレクトロニクスの場合、ほとんどが、
電流減少率法です。
その場合は、電流減少率に対応したスパイスモデル(等価回路モデル)を採用
する事になります。
IF=IR
の法が正しい抽出が出来ます。
今回の場合、データシートの値を採用します。
trr=50nsec
IF=0.5A
IR=1A
RL=50
です。PSpice Model Editorは現在のバージョン(R16.3)では、RLの値は、
考慮されていません。50オームでも100オームでも同じです。
オペレーションの流れは、Youtubeの動画をご参照下さい。
TTの値は決まり次第、FIXさせます。
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[Diode]パラメータモデルの抽出 接合容量特性
次にPSpice Model Editorを使用した接合容量特性の抽出です。
接合容量特性により、モデルパラメータは、
CJO
M
VJ
の3つのモデルパラメータが抽出されます。
オペレーションは、Junction Capacitanceのページにて、
(VR,CJ)のテーブルデータを入力します。ダイオードの耐圧
にもよりますが、目安として、VR=100Vまでの測定データで
十分に精度の良いパラメータを取得出来ます。
測定の場合、CV測定機器を使用します。VRが100Vまでとなると、
外部電源を必要とします。あるいは、メーカーが提供している
データシートの特性図からプロットを読みとっても構いません。
プロット点をModel Editorに入力し、EXTRACTボタンを押すと、
抽出してくれます。
抽出を確認し、CJO,M,VJのモデルパラメータのFIXボタンを押し、
抽出完了です。
オペレーションの流れについては、Youtubeの動画にて確認して
下さい。
この段階で、
.MODEL DF10L60 D
+ IS=721.93E-6
+ N=4.6215
+ RS=17.488E-3
+ IKF=1.2303
+ CJO=256.53E-12
+ M=.46498
+ VJ=.7537
上記のパラメータ(PSpice Model Editor)が得られています。
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