逆特性のIR値が大きいと言う事です。ダイオードのパラメータモデル
の場合、逆特性は降伏点のみであり、大きな特徴であります逆特性が
表現出来ません。
降伏点は、モデルパラメータBVとIBVで表現されています。つまり、
降伏点の座標です。
実際には、カーブを描きますので、過渡解析にて損失計算をすると、
大きな誤りになりますので、注意が必要です。
その逆特性に確度を持たせるためには、等価回路モデルが必要です。
下記に1つの事例を示します。
逆特性の再現性について確認出来ます。
SPICE MODEL of CSD10060G(Cree)
View more documents from Tsuyoshi Horigome.
また、下記のモデルは、ダイオードモデルをショットキバリアダイオードに
代用した「スタンダードモデル」でありますので、逆特性には再現性はありません。
SPICE MODEL of 11DQ06 (Standard Model)
View more documents from Tsuyoshi Horigome.
スタンダードモデルにて、再現性がある項目は、
順方向特性
容量特性
の2つの特性になります。
また、上記の2つのスパイスモデルは、スパイス・パークにて、無料提供しております。
スパイス・パークより、ダウンロードを行い、試してみてください。
[お問い合わせ先]
株式会社ビー・テクノロジー
電話番号:03-5401-3851
メールアドレス:info@bee-tech.com