CQ出版社から発売された「LTspice実践入門」です。LTspicの事例集
みたいな感じで、読み物的です。
LTspiceのリファレンスガイドにはなりません。
しかし、新しい発見も幾つかありました。ケーブルのモデルとツェナー
ダイオードのモデルは読む価値があります。
プローブ・ケーブルの影響については幾つかのシミュレーションの実績が
あります。特に面白かったのが、同軸ケーブルの表現方法です。
後、ツェナー・ダイオードの記述に関心がありました。通常、ツェナー・
ダイオードのスパイスモデルは等価回路モデルで表現しています。しかし、
本書では、パラメータモデルで表現しています。パラメータでどこまで
再現性があるか?テーマに出来そうです。
LTspiceを学習する上で、ケース・スタディができます。また、関連する
シミュレーションファイルは付録CD-Rに格納されていますので、便利です。
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