2015年1月14日水曜日

ABM(Analog Behavioral Modeling)による遅延回路の表現



回路解析シミュレーションをする場合、必要なデバイスのSPICEモデル
を準備する必要があります。
その際にモデリングをする必要があります。このモデリングは、
モデルベース開発には必須の技術であり、必要なデバイスに
ついて等価回路化を行い、
SPICEに実装します。
モデリングは、素子レベルから回路レベルまで様々であり、
デバイスモデリングの
 手法で応用性があるのは、ABM
採用したモデリングです。これは、システムレベルから
ブロックレベルまで再現でき、自由度の高いモデリングです。
ABMを理解することでモデルベース開発に必要な
デバイスモデリング技術が
 飛躍的に向上します。

今回のABMは遅延表現に必要不可欠なELAPLACEを学習します。
これはPSpiceの場合ですが、LTspiceの場合、BV素子にて定義
する必要があります。

遅延回路は等価回路モデリングに良く採用される回路ブロックです。
遅延回路は伝送線路モデルより表現することも可能です。

今回は、遅延回路の表現方法について学習します。

ビー・テクノロジー
堀米 毅

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