2010年5月18日火曜日

アナログICのスパイスモデルのご提供開始


スパイス・パークにて、「アナログIC」のスパイスモデルのご提供を開始しました。
アナログICのデバイスモデリングの手法は、パラメータモデルのモデリング(この
場合、抽出と言います)と比較すると難易度は相当高くなります。等価回路技術
がコア技術になります。

ビー・テクノロジーでは、コア技術を等価回路技術として位置づけ、あらゆる既存
デバイス、次世代技術に対応出来る様に注力してきました。

先ず、そのデバイスの電気的振る舞いを把握します。これは、スペックであったり、
タイミングチャートだったりします。また、必要な特性情報を取得したい場合には、
回路実験が日羽陽になります。特にブロック図から、等価回路に置き換えていき
ます。等価回路が決定したら、定数を決定していきます。素子のモデルパラメータ
値も含みます。膨大なプロセスを踏んで、プロトタイプが出来ます。今度は評価検証
回路の中に等価回路モデルを取り込み、評価シミュレーションにて、検証していき
ます。

解析精度が問われますので、最適化を行いながら、確度を向上させます。

カテゴリーはアナログICですが、アナログ・デジタル混在ICも含みますので、ご了承
下さい。
現在、スパイス・パークでご提供しているスパイスモデルは下記の通りです。

新日本無線 3モデル
東芝セミコンダクター社 2モデル
ローム 1モデル

是非、ご活用下さい。

また、デバイスモデリングのサービスの方でもお客様が必要なスパイスモデルを
モデリングし、ご提供しています。

ご相談下さい。

[お問い合わせ先]
株式会社ビー・テクノロジー
電話番号:03-5401-3851
メールアドレス:info@bee-tech.com

PWM ICのスパイスモデルのご提供開始



スパイス・パークにてPWMICのスパイスモデルのご提供を開始しました。
PWM ICはアプリケーション回路での用途範囲は非常に広く、回路解析
シミュレーションのスパイス・モデルとしてのニーズの高いカテゴリーです。

ICのデバイスモデリングは、パラメータモデル抽出と比較しても難易度が
高く、高度な等価回路技術を必要とします。モデリングは、ICの仕様と
ブロック図を見据えながら、等価回路図を描いていきます。等価回路が
決まったら、それぞれの定数及び素子のパラメータを決定し、評価回路
を作成し、モデリングしたスパイスモデルをDUTとし、1つ1つの動作を
検証し、パラメータの最適化をしていきます。等価回路の時点で、抽出
ツールはありませんので、各等価回路図毎に手順(プロセス)を構築して
いかなければなりません。デバイスモデリングも通常でも3-4週間、複雑
な等価回路であれば2ヶ月かかります。

1つPWM ICを保有していると、実務上便利です。

スパイス・パークでは、

富士電機 1モデル
富士通 1モデル
新日本無線 1モデル

を準備しております。

是非、ご活用下さい。

[お問い合わせ先]
株式会社ビー・テクノロジー
電話番号:03-5401-3851
メールアドレス:info@bee-tech.com