2011年8月3日水曜日

ダイオードのSPICEモデルの無償提供について



スパイス・パークにて、ダイオードのSPICEモデルの無償提供を開始して
おります。スパイス・パークにログインし、ダイオードのカテゴリーから
ダウンロードして下さい。

ダイオードのSPICEモデルは、スタンダードモデル、プロフェッショナル
モデルがあり、無償のスパイスモデルの対象はスタンダードモデルになり
ます。

スパイス・パークのログインには、メールアドレスとパスワードのご登録
が必要です。

SPICEモデルだけではなく、デバイスモデリングレポートも確認出来ます
のでネットリストの背景が確認出来ます。

富士電機のダイオード:1モデル 
サンケン電気のダイオード:1モデル 
ロームのダイオード:29モデル
パナソニックのダイオード:1モデル
東芝セミコンダクター社:36モデル
新電元工業のダイオード:6モデル

是非、ご活用下さい。

ダイオードのスパイスモデルに関するサイトはこちらをご参照下さい。

[お問い合わせ先]
株式会社ビー・テクノロジー
電話番号:03-5401-3851
メールアドレス:info@bee-tech.com

XTIのtrrにおける不具合点



ダイオードのモデルパラメータにXTIというパラメータがあります。
これは、温度パラメータです。このXTIは、EGをベースに限定された
モデルパラメータに、関与するものであり、trrにも有効化どうか
調べてみました。

しかし、上記の資料の通り、再現性はありません。

このXTIにて、温度による挙動について順方向特性についての傾向は
解りますが、過渡解析では不具合が発生し、再現性が無いため、温度
を入力しての、損失計算はPSpiceではやらないほうが良いです。

回避の方法は、温度ごとのスパイスモデルを作成し、過渡解析させる
ことです。アメリカの半導体メーカーは、スパイスモデルの提供を、
温度ごとに提供しており、安心できます。

一般的には、XTIの値の目安は、

シリコンデバイスは、XTI=3.0
ショットキバリアダイオードでは、XTI=2.0

です。これらを大きく離れる値を採用している場合、スパイスモデルの
提供元に対して、お問い合わせたほうが良いでしょう。


[お問い合わせ先]
株式会社ビー・テクノロジー
電話番号:03-5401-3851
メールアドレス:info@bee-tech.com

ダイオードモデルの評価シミュレーション一式のご提供について



外部から入手したダイオードのスパイスモデルは、実際の部品たmのように受け入れ検査、
評価検証が必要です。その理由は、スパイスモデルがネットリストのため、人間が参照し
ても電気的な特性が把握出来ないからです。

是非、この評価シミュレーションファイルをテンプレートにし、ご活用下さい。

[お問い合わせ先]
株式会社ビー・テクノロジー
電話番号:03-5401-3851
メールアドレス:info@bee-tech.com