2011年5月30日月曜日

LTspiceの回路図シンボル作成方法



本日のご案内は、LTspiceの回路図シンボルの作成方法です。
トランジスタ技術の2011年6月号はLTspiceの大特集でした。
LTspiceは、無料のSPICE回路解析シミュレータです。操作に
慣れてしまえば、実務でも十分に活用でき、便利なツールです。

LTspiceの場合でも自分が活用したい電子部品のスパイスモデル
(ネットリスト)および回路図シンボルは自分で準備しなければなり
ません。

今回の事例は、コンデンサの3素子モデルを入手した場合、
LTspiceでどのように回路図シンボルを作成すれば良いのかの
手順書です。

回路図シンボルの作成は2種類あります。まったくゼロから作成する
場合とLTspiceにある既存の回路図シンボルを流用する方法です。

コンデンサのスパイスモデルにはいくつかの種類があります。

3素子モデル
4素子モデル
5素子モデル(2種類)
ラダーモデル

です。

今回の手順書では、3素子モデルとの連携ですが、等価回路モデル
であり、2端子であれば、上記の手順書は有効です。

自分が頻繁に使用するモデルおよび回路図シンボルをあらかじめ、
ライブラリとして持っている事で、解析が非常にスムーズになります。

コンデンサについてはこちらに情報を掲載しております。ご参照ください。

LTspiceをまだ体験していない方は、こちらよりダウンロードして、
試してみてください。

[お問い合わせ先]
株式会社ビー・テクノロジー
電話番号:03-5401-3851
メールアドレス:info@bee-tech.com

ビー・テクノロジー: モデルベース開発とSPICE活用事例

  ビー・テクノロジーが提供する回路設計とシミュレーション 関連の製品とサービス の概要を示しています。同社は、 デバイスモデリングサービス、SPICEおよびMATLABモデル、 デザインキット など、多岐にわたるソリューションを提供しています。 最近の発表では、 LiFePO4...