本日のご案内は、LTspiceの回路図シンボルの作成方法です。
トランジスタ技術の2011年6月号はLTspiceの大特集でした。
LTspiceは、無料のSPICE回路解析シミュレータです。操作に
慣れてしまえば、実務でも十分に活用でき、便利なツールです。
LTspiceの場合でも自分が活用したい電子部品のスパイスモデル
(ネットリスト)および回路図シンボルは自分で準備しなければなり
ません。
今回の事例は、コンデンサの3素子モデルを入手した場合、
LTspiceでどのように回路図シンボルを作成すれば良いのかの
手順書です。
回路図シンボルの作成は2種類あります。まったくゼロから作成する
場合とLTspiceにある既存の回路図シンボルを流用する方法です。
コンデンサのスパイスモデルにはいくつかの種類があります。
3素子モデル
4素子モデル
5素子モデル(2種類)
ラダーモデル
です。
今回の手順書では、3素子モデルとの連携ですが、等価回路モデル
であり、2端子であれば、上記の手順書は有効です。
自分が頻繁に使用するモデルおよび回路図シンボルをあらかじめ、
ライブラリとして持っている事で、解析が非常にスムーズになります。
コンデンサについては
こちらに情報を掲載しております。ご参照ください。
LTspiceをまだ体験していない方は、
こちらよりダウンロードして、
試してみてください。
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