2011年6月9日木曜日

整流回路シミュレーションでESRを検証



LTspiceを活用して、整流回路シミュレーションを行いました。先ずは、
整流部分をダイオード、4つで作成します。ACラインは、実は綺麗な
サイン波形ではありません。オシロスコープで確認して頂ければ、ご覧
になれますが、サイン波形が歪み、縦方向で考えると少し、上下がつぶ
れています。先ずはそのあたりを実機に近づけます。

その後、平滑化の為に、電解コンデンサを配置します。今回は2個の電解
コンデンサを並列に配置しています。回路図上では電解コンデンサは容量
値ですが、回路図上には見えない素子が存在します。

ESR 直列抵抗成分
ESL 直列インダクタンス成分

です。これらを配慮すると、リップル波形の表現がシミュレーション上で
正確になります。

Case1 電解コンデンサを3素子の等価回路にてモデリングした場合
Case2 電解コンデンサのESRに適当な値を入力した場合。このくらいの
   容量値ならばこの程度のESRであろう。と言う根拠の無い経験則

結果は上記の資料の通りです。

今回の場合は、回路の動作周波数が非常に低いのですが動作周波数に応じて、
電解コンデンサの採用する等価回路モデルは異なってきます。

電解コンデンサには、

3素子モデル
4素子モデル
5素子モデル(2種類)
ラダーモデル

があります。

シミュレーションの用途に応じて、使い分けていきます。

[お問い合わせ先]
株式会社ビー・テクノロジー
電話番号:03-5401-3851
メールアドレス:info@bee-tech.com

ユニポーラ・ステッピングモータ制御回路



コンセプトキットの第一弾の製品です。現在、ご提供のプラットフォームは、
PSpiceのみとなります。

これはユニポーラ・ステッピングモータ制御回路の概念設計をパラメータで
行い、回路解析を行うシミュレーションのテンプレートです。詳細は上記の
解説資料をご参照下さい。

価格は、こちらをご参照下さい。

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デバイスモデリング可能なデジタルICの種類



SPICEシミュレータは、アナログシミュレータの意味合いが強いですが、
デジタル素子のコンポーネント及びライブラリーを活用する事で、デジ
タルICのデバイスモデリングも可能であり、SPICEにて、アナログ・デジ
タル混在でのシミュレーションが可能です。

上記のリストは、2011年6月9日現在で、デバイスモデリング可能なデジ
タルICの種類になります。リスト以外にもデバイスモデリング可能な
場合もあります。是非、お問い合わせ下さい。

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