2015年1月15日木曜日

PSpiceユーザーが気をつけなければいけないこと




2014年は、トランジスタ技術において数多くのLTspiceが紹介され、
事例が多く流通しました。ここでいう事例とは、等価回路モデル及び
シミュレーションファイル一式のデータです。

シミュレーションの回路図のファイルはフォーマットが異なるので
PSpice上で新規に回路図のファイルを作成しなければなりませんが、
SPICEモデルは親和性が良いので活用されているPSpiceユーザー
は多いです。

1点、気をつけなければならない点は、LTspice独自の素子である
BV,BIにて構成されている等価回路モデル(デバイスモデル、回路モデル)
はPSpiceでは読み込むことが出来ません。

よって、BV,BIをPSpiceのABMライブラリーの素子を活用し、
移植する必要があります。また、文法(記述方法)も若干、異なるので、
注意が必要です。

PSpiceユーザーもLTspiceのコンテンツが再利用できれば、
業務上効率が高まります。

上記に注意してLTspiceの数あるコンテンツを活用してみてください。

ビー・テクノロジー
堀米 毅

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